中国浙江省•嘉興市(かこう) / 嘉兴(ジャーシン) に行ってきました PART 1

5月29日(木)午前9時40分発上海(浦東)行きの飛行機にて中国浙江省で開催される食品展示会に招待を受け出展してきました。この日の上海はどんよりとした天候で視界も悪くこれが噂に聞くpm2.5なのかなと変な感動を覚えてしまいました。そして上海より車で2時間弱で嘉興市にある今回展示会を取り仕切られる五芳斎のちまき工場を見学に行く道中の高速道路も整備されており数年前に来たときより家並も新しくなっていて中国の経済発展の早さには心底感心致しました。

五芳斎とは浙江省で1921年よりちまきの製造販売をなさっており中国での販売シェアーは8割を超えるビッグカンパニーに成長させておられ年商は500億円強の会社です。奇しくも弊社と同じ創業93年でなにかのご縁を感じる会社です。また工場を見学して驚いたのはちまきの製造の大半は人の手作業で2枚の笹の葉で三角の形を作りそこに生米と豚肉と豚脂を入れて凧糸で巻きつけ縛って完成、早い人は1分間に7個作るというのでその手の早さには目を見張るものがあります。

またその1日の製造する個数が120万個と言うのだから、はあっ!、なんですか!って感じです。そのちまきを蒸し器にかけ冷凍して出荷を待ちます。それを五芳斎の直営店舗300店舗と量販店や小売店で販売なさっており現在も業績を伸ばし続けておられる超優良企業です。そして一通り工場の説明等をお伺いしてからホテルへと向かい歓迎会に出席させて頂き初日を終えました。

5月30日(金)は第10回中国ちまき文化祭開幕式に参加させて頂き中国の食品の安全技術と管理国際交流のシンポジウムにも参加させて頂き貴重な講演を聞かせていただきました。そのあとで展示会場に向かい明日からの展示即売会の設営に出かけ陳列等の用意を半分してホテルに戻り宴会に参加をさせて頂き無事この日も終わりました。

そして5月31日(土)展示会当日、我々スタッフは9時からの開場の為に7時半にホテルを出て8時前に会場に到着しましたがそこが日本との違いで我々はスタッフなのに会場に入れてもらえないのです。ほぼ一般来場者と同じ時間に入場させてもらい慌ててブースに行き段取りをしましたが他の店舗の方々も開店なのに間に合っている出展者は居ないのでほっとするやら、こんなんでいいのだろうかと複雑な気持ちでした。やはり日本人とはこのような時でも大らかさが違うのですね、

そうこうしていると一般来場者がぞくぞくと入場され主催者側の計らいもあり我々日本企業ブースは入り口近くの通路側に陣取っていましたので一番先に皆さんが訪れてくださいました。そこで弊社の味海苔を試食してもらい意見を聞きたいのですが中国語が一切解らず対応の仕方に苦慮していたところ主催者側が日本語を勉強している現地の学生を実習も兼ねてボランティアで数名来てもらっておりましたのでほんとに助かりました。彼らも我々日本人と話すのが初めてなので最初はかなり緊張していましたが徐々に慣れてきてくれて仲良くお互いの意思の疎通を図ることが出来るようになりお客さんにも上手く説明をしてくれてスムーズに事が運ぶようになり大助かりでした。

でも感心するのは1年ちょっとでここまで日本語が話せるようになるとはほんとに彼らの真剣に学ぶ姿勢には共感を覚え色んな日本のことも教えてあげました。それには大変喜んでくれてお互いの気持ちが解り合い相手を大事に思う心は国籍や国情を超えて人間本来のあるべき姿なんだということを再認識して心地良い彼らとの数日間を過ごす事が出来てほんとうに良かったと思えたひと時でした。さて日本の海苔と味付けの評判はというと大半の中国の方は美味しいと言ってもらいそのうちの数名には購入してもらいましたが中には甘すぎるとか味が濃すぎるとか色んなご意見を頂き今後の製品作りにも大いに参考になりました。次のステップはこの地に根付く製品を完成させて一日でも早くビジネスラインに乗せれるようにすることを決意して展示会の初日を終えました。

PART 2に続く