令和の時代を生き抜くには・・・

早いもので2019年も5月になり元号も令和と改元されました。平成の世は30年間続きましたが令和では何年続きどんな年代になるのでしょうか、今の世の中は少子高齢化でこれからますます人口が減っていきます。しかしまだ我々の頭は常に人は増えていくのを前提とした思考が長年においてありましたのですぐにピンと来ないのが現状です。茹で蛙の法則に似た様子です(笑)

 

人口が減るということは我々の生活や人生においても大きな問題です。まず経済においては働き手が少なくなり色んな産業が人手不足に今もなってきております。そして各小売業者は顧客の取り合いで益々価格競争が激化し勝ち残ったところは新規出店をしようにも人がいないので少ない人を確保するのに賃金をどこよりも上げて採用するようになるとこれまた収益を圧迫して利益が出なくなる。またその煽りを受けて中小企業はますます苦境に立たされて経済崩壊のスパイラルに陥ります。

 

政治においても安定した税収入が見込めなくなり、その反面高齢化で社会保障に使う予算はうなぎ上りになり、これまた福祉社会構造崩壊のスパイラルに陥ります。教育も子供が少なくなり学校の数や教師の数も減り余裕の持った教育と指導が難しくなると今以上に道徳倫理の崩壊に進みます。しかし現実問題として今から人口が増えるなど考えられません。移民政策をとり働き手を少しは確保ができてもそれは根本的な解決方法ではありません。 さて、ではどのようにしてこの苦境を乗り切っていくかが肝心なところです。

 

この国はとにかく経済を優先してお金儲けを主とした幸せのあり方を模索してきました。それはそれで確かに幸せに暮らせたのですが、それは常に経済が右肩上がりで賃金も増えて未来永劫に発展し続けるのが前提です。ところがバブル崩壊以降、この国の経済は失われた10年とも20年といわれ低迷期が続いています。  価値観の最優先がお金儲けですからそれが出来ない者、特に若者は無気力・無関心・無責任という考えが横行し、物事の考え方は刹那主義に走り今が良ければそれでよいという考えです。

 

それはなぜかというとお金儲けが一番でそれ以外の価値観が二の次三の次に置き去りにされたからです。幸せの感じ方はそれぞれ違い多種多様な生き方を認め合い尊重しあいそしてそれぞれの幸せを手にするという教えが必要なのでしょう。 そのためにはまず自分は何者で何をしたいのか心の中を見つめ何があっても自己責任で人のせいにせず社会のせいにせず常に明るく自分の器量で全力を尽くし幸せを感じるアンテナを養うということです。

 

最後に当社の工場で期間従業員として働いてくれている女性がいるのですが、この女性は春から夏の終わりまで働きフィリピンにいき自分の信仰している教えの布教活動を行っているのです。この4月にも帰ってきて挨拶に来てくれました。また宜しくお願いします。 “大変やねぇ~!よくがんばるね” と労い話をしているとその子が僕に私はホームシックにかかるんですと言うので “そりゃそうやね~!日本が恋しくなるでしょう” と言うと、いえ反対ですとフィリピンに帰りたいと言うのです。

 

“えっ!どうして” と尋ねると日本へ帰ってくると日本の人は皆がうつむいて憂鬱で面白くない顔しているのにものすごく違和感を覚えるのです。 というのです。僕は “はっと” 気がつきました。僕も海外に出て一番思うのはそれを強烈に感じます。何故、経済的にこんなに裕福な国民が日本よりかなり劣る生活水準の国の民の方が幸せな顔して暮らしているのか、不思議です。もう一度皆でよく考える必要がありますね、