ベトナム実習2期生獲得訪問日記

平成30年9月10日(月)

今日からベトナムに2期生実習生の面接に向かいます。

本来なら関西国際空港より出立するはずでしたが台風21号の被害を関空も大きく受けて急遽中部国際空港セントレアより飛び立つ事となりました。朝3時半に起床して部下の奥さんに最寄りの駅まで送って貰い新幹線で一路名古屋へ、そして在来線で空港へ!

 

関空が閉鎖されているので空港ロビーは人・人・人で溢れかえっています。定刻通りのフライトで座席は非常口の横です。この場所は足元の前は何も無く真正面にC.Aが座りますが広くて楽チンだわ、しかし万が一の場合は非常口のため乗客避難の際はお手伝いを頼まれます。飛行時間はハノイまで5時間強です。どうのこうの言っている間にハノイに到着、やはりハノイは暑いです。迎えの車に乗り込み空港より一路ホテルへ向かい到着です。ヤレヤレほっとして一安心。

 

平成30年9月11日(火)

二日目の朝も良いお天気です。今日は実習生の面接です。今回はこちらの送り出し機関である会社で70人の応募者の中から半分の35人まで絞り込んで頂き朝の8時から面接開始です。昨年も経験しているので要領は掴んでいるつもりですが今回はほとんどの子達が18~19歳です。今年の2期生は8人の採用で臨みます。まずは5人ずつ部屋に入れて1人ずつに自己紹介をしてもらいます。

 

まずは覚えて練習した日本語の発音などを採点します。その次はこちらの質問です。過去にほめられたことと叱られたことはどのような事があったか、自分が幸せと感じる時はどういうときか、将来の夢とかを一人ひとりに聞いていきます。大半はあたりさわりの無いような答えをしてきます。ただ多いのは家計を助けて親の喜ぶ顔が一番嬉しいとの回答が多いです。そこは今の日本人にはほぼ忘れてしまったところでしょうか、

 

今の日本人の風潮は今だけ、ここだけ、自分だけです。皆がそうだと言いませんがそれがまかり通っているのが現状です。35人の面接が終わった後で8人に絞るのですが、これがまた難しい作業です。我々3人が良いというのが少し違うので意見をぶつけ合いその調整をするのに2次面接です。そこでまた何人かを決め、また3次面接に何人かを決めてようやく全員一致で8人が決まりました。その全員を集めてここからがあなた達のスタートです。しっかり今から日本語の勉強をしてくださいと挨拶をして全てが終わったのが夕方5時過ぎでした。ああ終わった。今日は美味しいベトナム料理で疲れを吹き飛ばしましょう

 

平成30年9月12日(水)

三日目の朝です。ホテルでの朝食を終えて、さあ今日は男子の実習生の面接です。男子は初めて採用するのでどうなることかと思いましたが2人の採用人員で9人の面接者ですから昨日の事を思えばまだ気は楽です。9人ですので3人ずつの面接です。さすがに男子ですので元気が良いのと声が大きいです。

 

学校の勉強の成績はどうだったかとか聞いて自分自身の内観凝視をさせます。将来の夢は在越企業で働きたいと言うのがほぼ全員が目標としているみたいです。そのなかでも徴兵から帰ってきた青年は誰よりもハキハキしていて気持ちがいいです。日本のワンピースのアニメが大好きと言っていました。

 

ワンピースのどこが良いですかと聞くとストーリーも面白いですが何よりも友情を重んじているところが大好きですと言っていました。今日はそんなに迷わずに2名を選び食事は日本料理屋で話が盛り上がり充実した夜でした。

 

平成30年9月13日(木)

四日目は午後より家族面談です。朝はゆっくりさせて頂き午前中はベトナムの歴史博物館など見学に行き美味しいカフェで休憩をしてその後ハノイで一番人気のある外国メディアにも良く取り上げられるフォーの店に行きました。さすがに人気店だけのことはあり店の外まで客は並んでいます。少し待って店内に入り、出てきたフォーの味は良くその店々で味が違うのが良く解りました。

 

そして午後より家族面談です。採用決定をした実習生たちの親御さんたちに当社の会社の説明とビデオをみせて大まかな仕事の内容を観て貰いました。僕の挨拶では3年間日本の親として大事に見守り日本の仕事の取り組み方と考え方並びに日本の文化を学び今よりも立派になってもらって親御さんにお返しいたします。と挨拶を終えて何か質問はないですかと聞くと一人のお母さんがこの度は息子を採用していただき有難うございますと言った後での事です。

 

これで安心して送り出せますがひとつお願いがあります。と言っておっしゃった事がどうか息子を甘やかさずにビシビシ厳しく指導してくださいと言われ昔の日本人の親もこのように言っただろうが今の親にはこのような考えはないだろうなとつくづく思いました。そして全ての仕事が終わり一路空港へ、

 

平成30年9月14日(金)

現地時間00時15分発中部国際空港着が日本時間06時55分に到着し大阪に着いたのが11時過ぎでした。来年の春に今回の実習生を迎い入れ、また新しい会社の歴史の1ページが始まるかと思うと楽しみ半分責任の重さが半分の心境です。彼女や彼らの夢を叶えられるように厳しくまた時には優しく指導していきたいと思っています。ベトナムの人たちの気質は日本人と良く似た価値観であるのかなと感じております。これが少しでも日本とベトナムの友好に一役買えればこの上ない喜びです。