第20回全国加工海苔品評会で受賞致しました

この度、全国加工海苔協同組合連合会主催の第20回全国加工海苔品評会の授賞式が6月4日ホテルグランビア大阪で開催されました。この品評会とは全国の海苔メーカーが自慢の製品をこぞって出品したものを各関係機関の審査官が公平に審査をして農林水産大臣賞をはじめ数々の賞を全出品製品の中から選出致します。

その中で当社の“塩のり光”が全国漁業協同組合連合会会長賞を受賞致しました。この製品は2011年の東日本大震災の年に被災なさった地域の方々に少しでもお役に立ちたいと考えて作った製品で被災なさった人たちとの絆を強めて助け合うという意味で“味のり絆”とどんなときにも希望の光を見失わずにという意味を込めて“塩のり光”の2アイテムを発売致しました。そしてその売上金の一部を義援金としてお送りするという趣旨で作った製品です。

その“塩のり光”がこのような賞を頂けるとはほんとうに嬉しい限りです。これを機にまだまだ復興が進んでいない地域の皆さんに義援金を再び送るこができればこの上ない喜びです。 この製品は7月中旬頃よりぐるなび食彩マーケット山徳にて販売致します。この製品特徴は歯切れの良い有明産の海苔に米油を塗布して天然塩と青海苔をふりかけた味わいのある逸品に仕上げております。是非一度、この趣旨にご賛同頂きご賞味下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
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中国浙江省•嘉興市(かこう) / 嘉兴(ジャーシン) に行ってきました PART 1

5月29日(木)午前9時40分発上海(浦東)行きの飛行機にて中国浙江省で開催される食品展示会に招待を受け出展してきました。この日の上海はどんよりとした天候で視界も悪くこれが噂に聞くpm2.5なのかなと変な感動を覚えてしまいました。そして上海より車で2時間弱で嘉興市にある今回展示会を取り仕切られる五芳斎のちまき工場を見学に行く道中の高速道路も整備されており数年前に来たときより家並も新しくなっていて中国の経済発展の早さには心底感心致しました。

五芳斎とは浙江省で1921年よりちまきの製造販売をなさっており中国での販売シェアーは8割を超えるビッグカンパニーに成長させておられ年商は500億円強の会社です。奇しくも弊社と同じ創業93年でなにかのご縁を感じる会社です。また工場を見学して驚いたのはちまきの製造の大半は人の手作業で2枚の笹の葉で三角の形を作りそこに生米と豚肉と豚脂を入れて凧糸で巻きつけ縛って完成、早い人は1分間に7個作るというのでその手の早さには目を見張るものがあります。

またその1日の製造する個数が120万個と言うのだから、はあっ!、なんですか!って感じです。そのちまきを蒸し器にかけ冷凍して出荷を待ちます。それを五芳斎の直営店舗300店舗と量販店や小売店で販売なさっており現在も業績を伸ばし続けておられる超優良企業です。そして一通り工場の説明等をお伺いしてからホテルへと向かい歓迎会に出席させて頂き初日を終えました。

5月30日(金)は第10回中国ちまき文化祭開幕式に参加させて頂き中国の食品の安全技術と管理国際交流のシンポジウムにも参加させて頂き貴重な講演を聞かせていただきました。そのあとで展示会場に向かい明日からの展示即売会の設営に出かけ陳列等の用意を半分してホテルに戻り宴会に参加をさせて頂き無事この日も終わりました。

そして5月31日(土)展示会当日、我々スタッフは9時からの開場の為に7時半にホテルを出て8時前に会場に到着しましたがそこが日本との違いで我々はスタッフなのに会場に入れてもらえないのです。ほぼ一般来場者と同じ時間に入場させてもらい慌ててブースに行き段取りをしましたが他の店舗の方々も開店なのに間に合っている出展者は居ないのでほっとするやら、こんなんでいいのだろうかと複雑な気持ちでした。やはり日本人とはこのような時でも大らかさが違うのですね、

そうこうしていると一般来場者がぞくぞくと入場され主催者側の計らいもあり我々日本企業ブースは入り口近くの通路側に陣取っていましたので一番先に皆さんが訪れてくださいました。そこで弊社の味海苔を試食してもらい意見を聞きたいのですが中国語が一切解らず対応の仕方に苦慮していたところ主催者側が日本語を勉強している現地の学生を実習も兼ねてボランティアで数名来てもらっておりましたのでほんとに助かりました。彼らも我々日本人と話すのが初めてなので最初はかなり緊張していましたが徐々に慣れてきてくれて仲良くお互いの意思の疎通を図ることが出来るようになりお客さんにも上手く説明をしてくれてスムーズに事が運ぶようになり大助かりでした。

でも感心するのは1年ちょっとでここまで日本語が話せるようになるとはほんとに彼らの真剣に学ぶ姿勢には共感を覚え色んな日本のことも教えてあげました。それには大変喜んでくれてお互いの気持ちが解り合い相手を大事に思う心は国籍や国情を超えて人間本来のあるべき姿なんだということを再認識して心地良い彼らとの数日間を過ごす事が出来てほんとうに良かったと思えたひと時でした。さて日本の海苔と味付けの評判はというと大半の中国の方は美味しいと言ってもらいそのうちの数名には購入してもらいましたが中には甘すぎるとか味が濃すぎるとか色んなご意見を頂き今後の製品作りにも大いに参考になりました。次のステップはこの地に根付く製品を完成させて一日でも早くビジネスラインに乗せれるようにすることを決意して展示会の初日を終えました。

PART 2に続く

中国浙江省•嘉興市(かこう) / 嘉兴(ジャーシン) に行ってきました PART 2

6月1日(日)午前9時展示会場周辺は大雨で今日は入場者は少ないかも知れないかなと思いきや、すぐに雨は止み晴れ間が垣間見える天候に回復し、さあ今日は日曜日なのでたくさんの人に日本の味付け海苔を知ってもらおうとボランティアの学生達とも頑張っていこうなと話をしてスタートを致しました。すぐに客足は増え出して我々のブースも人だかりが起きて大盛況のように見えましたが、やはり日本の商品は良いのは認めるのだけれど値が高いというのが最大のネックになっています。試食はしてもらっても販売まではなかなか結びつかないので他のメーカーの方は値下げをして販売を始めておられる所もありました。

弊社はこちらの思惑もあるのでなかなか価格を下げるというのは抵抗があったのですが午後より五芳斎のオーナーご一行が来られ日本のブースをくまなく巡回してくださり弊社ブースにも立ち寄って頂きました。色々と屈託のないお話をさせて頂きましたが、やはり今の販売単価では大半の方が手が出ないと言われ根本より価格の見直しをすることになりました。やはり日本とは違いその土地柄にあった価格体系と味付けのシーズニングを変えて作ることに決定し、最終日には言われたとおりの価格にほんとに反応していただけるかどうかを確認するという事に重点をおいてこの日も終え、夜は久しぶりに日本食を食べに出かけて出展者の皆さんと美味しいお酒と和食を堪能させて頂きました。

6月2日(月)展示会最終日いつもどおり午前8時30分にホテルを出発しました。泣いても笑っても今日が最終日、初めての中国での展示即売会を悔いの無いように何かの成果を持ち帰る思いで全員が気合を入れていこうと意気揚々と出発しましたが、ふと考えてみると(実際のところ接客は通訳の学生たちであるのを気付き、なんやそれはと思わず(笑))                                     この日はこちらの祭日で開場からたくさんの人たちが日本ブースに押しかけてくれました。我々は昨日の五芳斎のオーナーが言われた価格まで値下げをして呼び込みをしたところ、やはり今までとは違うお客の反応でそれなりに商品は売れていき、この2日間来なかった業務筋の人たちも何人か来られ感心を示して頂き、昨夜の日本料理屋のお上さんもお見えになり日本ブースの製品を大量に買って頂きました。美味しいので知り合いにあげるということなので、またもらった人がリピーターになってくれますように・・・(淡い期待)

この最終日は午前中が勝負という事で閉会は午後3時位までなのですがお昼をまわった頃から中国企業各ブースのお店が片付けかけて慌しい雰囲気になってきました。中国の展示会の最終日はこのようになると聞いていましたが通路に敷いてある絨毯を巻き上げてトラックまで入ってきたのにはさすがに驚き、これは業者がすべて片付け引き上げるのが午後3時なのかと感じました。ところ変わればと申しますが郷に入らば郷に従えですので我々も早々に片付け午後3時前には会場を後に致しました。最終日の懇親会パーティーまで時間があったのでどこかひとつくらいは観光的な場所も見学しょうと聞くと南湖革命記念館新館が近くにあるという事なので行ってみる事にしました。

精悍な環境の中にすごくりっぱで物凄くでかい建物です。まだ新しい建物で守衛の人たちが大勢監視をしておりました。我々は通訳の学生たちと一緒に入ろうとした時に一人の仲間の女性が正装した着物を着ていたのです。その着物は良いのだけど草履や下駄は駄目だと入館させてくれません。この着物は日本の正装だといっても靴に履き替えてくれと押し問答になりました。通訳の学生たちも頑張ってくれたのですが最後は学生たちが自分の靴を履いてくれと差し出しだしてくれましたが本人さんは和装に靴という出で立ちがおかしいし、そこまでして入館しなくてもいいと言われ私は出口で待っています。皆さん行って来てくださいと丁重に言って頂きましたので、ではすぐに出てきますねっと入口に向かいました。

そんなこんなで我々10人ほどで入りましたが、まず驚いたのは入場料は無料で、館内ははきちっと管理されており塵ひとつ落ちていません。展示会場もりっぱな建物ですがメンテナンスをしないので汚れやごみが所々にいっぱいでした。行政が関わるとこうも違うものかとまたまた感心。そしてやたらそこらじゅうに監視員がいて騒ぐ者やエスカレーターを歩く者(実は私です(笑))を注意しておりました。ここは南湖の上に浮かべた小さな船で共産党結成大会の最終日の議事を進行したという場所らしいです。3階建てで共産党の現在までの歴史を展示説明している所で、通訳の学生たちにここへは来た事があるのと聞くと全員が初めてです。と答えておりました。どこの国でも若い者は政治にはあまり興味がないようですね、そしてどこの政府も時の政権に都合の悪いことは表に出しませんしね、

そしてこの記念館も足早に見学してホテルに一旦戻り、シャワーを浴びて、さあ最後の夜は五芳斎貿易部の主催して下さる懇親会です。街中にある五芳斎本店の2階の宴会場で大いに盛り上がり親睦を図り再会を約束してお開きになりました。そして帰国する6月3日(火)は朝からホテルのロビーで通訳のボランティアの学生たちがわざわざ見送りに来てくれています。ほんとに純粋で勤勉で日本のアニメが大好きな可愛らしい学生でした。必ずいつか日本に来るように連絡先を教え一路上海浦東空港に向けて出発致しました。そして毎日歓迎会やパーティーや懇親会やらで少し食傷気味でしたが日本時間15時15分無事に関西国際空港に帰りつき一連の日程を終了しました。後はこの貴重な体験と経験を次の中国ビジネスに必ずや活かせれるように全員が思いを一つにした素晴らしい6日間でした。ありがとうございました。